植えた後にどこから発芽するかわからない植物(ミョウガ、ショウガなど)を植えるときには、ビニールマルチは使用できませんが、稲わらを使うことで効率よく栽培できます。
わらは、果樹、野菜、花など、さまざまな植物に使用できます。
稲わらの特徴
1.土の乾燥を防止
わらにより水分が保たれ、土壌の乾燥を防ぐことができます。
ビニールマルチと違い、わら自体が水分を含みます。
夏場や、乾季に使うことで水やりが不要になります。
2.土の保温効果
急激な温度変化を防ぎ土壌の温度を安定させます。
夏は地温の上昇を抑え、冬は地温の低下を抑え霜などの冷害を受け難くなります。
3.防草効果
ワラが光を遮ることで、雑草が生えてくるのを防ぐことができます。
また、植物が育ちやすい環境を作ることができます。
4.収穫物に土がつくのを防ぐ
土や泥により、収穫物が汚れるのを防ぐことができます。
土にはさまざまな雑菌があります。収穫物が土が触れて傷んでしまうことを防ぐことができます。
5.使用後ゴミにならない
天然素材のため環境に優しくゴミになりません。
使用後は、土に混ぜると分解されて肥料になります。わらは、肥料にもなって一石二鳥です。
敷き藁 (加工なしのタイプ)
天然のワラを束ねたものです。
ある程度重みもあり風に飛ばされにくいものです。
加工なしのため価格も安く、おすすめです。
細かく刻まれたワラです。敷設はとても楽に行えます。
敷きわらを敷設した後に、水をまけば風で飛ばされにくくなります。
値段は若干高めです。
こも
こも(菰)は、稲わら と同様に使用できます。
紐でつながっているので、バラバラにして使用します。
糸を切るとすぐにばらけさせることができます。
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